2014年08月07日

Android版QGIS2.0がかなり使える様になってる

Android版のQGIS2.0が現在公開されています。
こちらからダウンロードできます。

使ってみると、以前のバージョンと違い結構使えたので、
インストール方法など紹介します。
Screenshot_2014-08-07-23-05-47.png
(Android版QGISの画面)

リンクをクリックしてダウンロードされるのは、
「QGIS Installer」というQGISをインストールするためのアプリです。
「QGIS Installer」を起動すると、いくつかのボタンが出てきます。
Screenshot_2014-08-07-22-38-43[1].png
一番上のボタンは「推奨」となっていますが、私の環境ではエラーでインストール出来ませんでした。
上から2番めのボタンでインストール出来ました。
2番めのボタンは開発版のようなもので、毎日更新されているようです。
とりあえず最新版ということでしょうか。

途中「Ministro」というアプリをダウンロードしたり、
QT関係のファイルをダウンロードしたりします。
なので、ネットワークに接続している必要があります。

Androidoでも、インストール出来ないものもあるようです。
Android4.0.3の中華パットにはインストール出来ませんでした。

installerでダウンロードできない方は、
ここから一番下の新しいapkファイル
(qgis-nightly-日付-armeabi-v7a.apk)
をダウンロードしてインストールしてみてください。

インストールが完了し、起動すると、このような画面になります。
Screenshot_2014-08-07-22-51-22.png

=日本語表示に変更=
初回起動時は、メニューなど英語で表示されます。
日本語表示にしましょう。
<Setteings>→<Options>→<Locale>で日本語に設定します。
Screenshot_2014-08-07-22-52-55.png
かなりリストが選びづらいので、頑張って日本語を選びます。
一度終了(<Project>→<Exit QGIS>)し、再起動すると、日本語になっています。


=システムの文字の大きさ=
 システムの文字の大きさは<設定>→<オプション>→<一般情報>の、
「フォント」で選択できます。


=シェープファイルの日本語のフィールド名は文字化けする=
 シェープファイルでフィールド名が日本語の場合にはフィールド名が文字化けします。
そのため、ベクタデータはSpatialiteレイヤのほうがいいです。
Spatialiteだと文字化けしません。
シェープファイルからSpatialiteに変換する方法は、
この記事に記載してあります。
記事では、WGS84に変換するようになっていますが、
平面直角座標系のままでも構いません。


=タップして地物を認識する範囲の設定=
 ポイントデータ等の地物情報をタップして見ようとすると、
タップして地物を認識する範囲がかなりシビアで、
なかなか地物を選択することができません。
タップした時、地物を認識する範囲を広くしておくといいです。
<設定>→<オプション>→<マップツールズ>で、
「地物検索・マップチップス表示のための検索半径」を
「2.00%」くらいにするといいです。


=レイヤウインドウやなどは移動しない=
 レイヤウインドウやブラウザ、GPSウインドウを、
間違って移動すると、元に戻せません。
Screenshot_2014-08-08-21-51-12.png
↑こんな感じにしちゃったら、もう動かせません。
しかも、アプリを再起動すると、消えてしまいます。
ビューメニューで表示すると、別画面で表示されますが、
非常に使いづらいです。
こうなると、アプリをアンインストールして、
再度インストールするしかありません。
レイヤウインドウなどは動かさないようにしましょう。


<<パソコンのQGISでプロジェクトを作ってAndroidにコピー>>
 パソコンのQGISでプロジェクトを作って、
データファイルとプロジェクトファイルを一つのフォルダに格納し、
Android端末にコピーすると、かなりの再現度で表示できます。

 ただし、WindowsのフォントがAndroidに無いため、
ラベル表示の時に、エラーが表示されます。
しかし、自動でフォントが置き換わるので、使用するのに特に問題はありません。

 ラベルのサイズは、タブレットの画面サイズにもよりますが、
7インチタブレットの場合には、パソコンより2〜3ポイント小さくしておくと
見栄えがいいかもしれません。
 あとで、タブレット側でも修正できます。

プロジェクトファイルの名前に日本語を使うと、
文字化けします。注意してください。
フォルダ名も日本語は文字化けします。


<<GPSを使って現在位置を把握>>
 GPSのついたタブレットの場合、Android版QGISで現在位置を把握することもできます。
「レイヤ」ウインドウの右に「GPS」タブがあります。
(GPSタブがない場合には、<ビュー>→<パネル>→「GPS情報」にチェックをつけてください。)
Screenshot_2014-08-07-23-21-22.png
端末のGPSをオンにして、[接続]ボタンでGPS有効にできます。
GPSが測位されると、画面に位置マークが表示されます。


<<感想など>>
 細かいところには結構バグやエラーが有るようですが、
パソコンからのプロジェクトの再現率も高いですし、
なにより、いろんな情報がひとつの画面で、しかも現地で表示できるのは、
すばらしいです。
測地系も平面直角座標系のまま使えるのはいいです。

>>今現在不満なところ 
・属性テーブルの行の高さが低くて全然データが見れない
・シェープファイルのフィールド名の文字化け
・ボタンやドロップボックスが小さすぎて押しづらい
・リストが選択しづらい
・拡大鏡がほしい
  ↑androidの設定→ユーザー補助→拡大操作で代用できそう
・インストール出来ない端末がある
・レイヤウインドウなどは引き出し式がいい(常時表示だと地図画面がせまい)


細かい不満はありますが、インストールできればかなり使えます。








posted by kouichi at 23:03| Comment(0) | Android | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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