2012年06月15日

Openlayersプラグインでの縮尺 【記事修正あり】

注意!この記事はかなり古い情報です。現在のQGISとは操作方法が違いますので注意してください

昨日の記事のつづき。

職場でOpenlayersプラグインでGoogleの空中写真を表示し、

林小班を重ねて10000分の1で印刷してみた。

すると普通に印刷した基本図と比べると縮尺が違う。

明らかに空中写真の方が大きい縮尺になっている。

ためしに200mのメッシュを作成(ベクタメニューのベクタグリッドで作成できる)し、

印刷すると、2cmのメッシュが3cmくらいある。

Openlayersプラグインで使われる「Google Mercator(EPSG:900913)」にすると、縮尺がおかしくなる。

Openlayersプラグインは、この座標系を指定しないと使えないと思っていたのだが、

試しにプロジェクトの座標系を、林小班の座標系(JGD2000 11系)に変更し

オンザフライCRS変換を有効もチェックをはずして、設定してみた。

当然空中写真は表示されない。(エラーメッセージも何度か表示される)

なにげに、座標系はそのまま(JGD2000 11系)で、もう一度オンザフライCRS変換を有効にしてみた。

すると、空中写真が重なっているではないか。

10000分の1で印刷してみると、縮尺もバッチリ!
プラグインのバージョンが新しくなってオンザフライに対応したのか、
以前から可能だったのかはわからないけど、なんにしてもよかった。

【記事修正】

縮尺はバッチリでしたが、印刷すると空中写真が500mくらいズレて表示されていました。

いくら調べてもこのズレは直らないので、やはりGoogleメルカトルで使うしかないようです。

プロジェクトの座標参照系をGoogleメルカトルにすると、印刷時に縮尺が1.3倍くらいに大きくなります。

ベクタメニューの<ベクタグリッド>をつかって、200mとかのマスをShapeファイルで作り、

それを印刷して、比率を計算するしかないようですね。

地図上で距離を測るときには、「楕円体」にチェックが付いていると正しく距離が計算されるので、

印刷時に楕円体の計算がされていないようです。

カスタムCRSで何とかならないのかな。

posted by kouichi at 00:37| Comment(0) | QGIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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