注意!この記事はかなり古い情報です。現在のQGISとは操作方法が違いますので注意してください
カシミール3Dの地名ファイルを利用し、林小班名をラベル表示する方法です。
イメージはこんな感じです。
まずは準備。
必要なものは次のとおりです。
・林小班のシェープファイル(ポリゴンのデータ)
・QuantumGIS(以下QGIS)
・カシミール3D
・私の作ったデータ変換ファイル KML→地名ファイル変換.vbs
(vbsファイルは、クリックするとコードが表示されます。そのコードをコピーして、テキストエディタに貼り付け、拡張子を「vbs」にして保存してもいいですし、リンクを右クリックし、「名前をつけてリンク先を保存」を選択し、ファイル名を入力して保存しても構いません。)
(方法は同じなので、小班データで説明します)
まず、QGISでシェープファイルを読み込み、小班を表示させます。

このポリゴンデータを元に、ラベルを表示する位置のポイントデータを作成します。
「ベクタ」→「ジオメトリツール」→「ポリゴンの重心」を選択します。
(ベクタメニューは「fToolプラグイン」が有効になっていなければ表示されません。)

ファイル名を指定して、シェープファイルを作成します。

日本語のファイル名を使用していると、変換直後にプロジェクトに追加しようとするとエラーが出ますが、
ベクタレイヤの追加で、追加してください。
追加したポイントレイヤを右クリックし、「名前をつけて保存」を選択します。

「形式」を「Keyhole Markup Language[KML]」を選択。
保存先を指定し、「CRS」に「WGS84」を選択します。(カシミール3D側が「Tokyo」なら「Tokyo」を選択)
「OK」ボタンをクリックすると、KMLファイルが作成されます。
つぎに、このKMLファイルを地名ファイルに変換するのですが、
その前に、シェープファイルの何というフィールドに、ラベルに表示したいデータが入っているか確認します。
小班データの属性データを表示し、フィールド名を確認し、メモします。

KMLデータをカシミール3D用の地名ファイルに変換します。
上でダウンロードした「KML→地名ファイル変換.vbs」に作成したKMLファイルをドロップします。

ラベルに表示したいデータのあるフィールド名を聞かれるので、
先ほどメモしたフィールド名を入力します。

地名の種類を聞かれます。
これは適当に入力していいです。

次に表示するレイヤレベルを入力します。
上に表示したいものほど数字を小さくします。
林班は「1」、小班は「3」などと入力します。

処理が行われ、KMLファイルと同じフォルダに同じ名前の「ndb」ファイルができています。
これが地名ファイルです。
林班データも同じように変換し、地名ファイルを作成します。
カシミール3Dを起動し、「ファイル」→「開く」→「地名ファイル」または、地名ファイルを地図にドロップします。

すると、作成した地名ファイルが表示されます。
2つ目の地名ファイルは、「ファイル」→「開く」→「地名ファイル」で「現在開いているデータに追加して読み込み」
にチェックを付けて読み込みます。
ドロップすると、先に読み込んだ地名ファイルが消えてしまいますので注意してください。

文字のフォントや大きさ、色の変更は、「編集」→「地名の属性とレイヤ編集」
で変更します。


これで、ラベル表示が行えるようになります。
次回は、GISファイル「E00」の代わりにKMLファイルを使って林小班の区画線を表示する方法を行いたいと思います。
まず、QGISでシェープファイルを読み込み、小班を表示させます。

「ベクタ」→「ジオメトリツール」→「ポリゴンの重心」を選択します。
(ベクタメニューは「fToolプラグイン」が有効になっていなければ表示されません。)


ベクタレイヤの追加で、追加してください。
追加したポイントレイヤを右クリックし、「名前をつけて保存」を選択します。

保存先を指定し、「CRS」に「WGS84」を選択します。(カシミール3D側が「Tokyo」なら「Tokyo」を選択)
「OK」ボタンをクリックすると、KMLファイルが作成されます。
その前に、シェープファイルの何というフィールドに、ラベルに表示したいデータが入っているか確認します。
小班データの属性データを表示し、フィールド名を確認し、メモします。

上でダウンロードした「KML→地名ファイル変換.vbs」に作成したKMLファイルをドロップします。

先ほどメモしたフィールド名を入力します。

これは適当に入力していいです。

上に表示したいものほど数字を小さくします。
林班は「1」、小班は「3」などと入力します。

これが地名ファイルです。

2つ目の地名ファイルは、「ファイル」→「開く」→「地名ファイル」で「現在開いているデータに追加して読み込み」
にチェックを付けて読み込みます。
ドロップすると、先に読み込んだ地名ファイルが消えてしまいますので注意してください。

で変更します。


個人的にはVB Scriptなるものがこの世の中に存在するのを初めて知って勉強になりました。
ありがとうございます!
もう半年以上前からネタとしてはあったのですが、やっと紹介出来ました。
それはそうと、kobaさんのブログにコメントしようとすると、エラーが出るのですが、なぜでしょう。
環境は、Windows7にIE9です。