2014年08月09日

Geopaparazziも進化していた

Android版QGISが使えそうという記事を書いたばかりだが、
Geopaparazziを見てみると、
なんと、こちらも知らない間に進化していた。
(Geopaparazziがわからない方は、
こちらのブログを参考にしてください)

Geopaparazziでは背景地図はもちろん、
Spatialiteのベクタデータも表示できます。
SpatialiteについてはAndroidQGISの記事でも書きました。

以前のバージョンでは、このSpatialiteデータを表示したとき、
ラベルが表示できなかったのが不満でしたが、
なんとラベルが表示できるようになってました。
Screenshot_2014-08-09-22-40-44.png
鉛筆のようなアイコンでラベルが表示できます。
Screenshot_2014-08-09-23-18-17.png
日本語も表示できます。

しかも、平面直角座標系のデータも
オンザフライ変換して重ねてくれます。

Nexus7だと、設定画面を表示するのに少しもたつきますが、
地図表示は速いです。

QGISもGeopaparazziもSpatialiteのデータが
有効に使えます。
これからはspatialiteの時代かもしれません。

Geopaparazziはあとデータによる表示の分類が出来れば
最強の地図ソフトです。


posted by kouichi at 22:54| Comment(0) | Android | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月08日

Android版QGIS2.0を少し使ってみた

Android版QGISを少し使ってみました。

あ、その前に、昨日の記事を少し修正しています。

で、少し使ってみて気付いた点をいくつかメモしておきます。
(2014年8月8日現在です。)

1.プロジェクトのファイル名に日本語は使えない
 ファイル名、フォルダ名に日本語を使うと文字化けします。

2.レイヤのスタイル設定はほとんどできない
ラインレイヤの線の太さ、色、ポリゴンの色など以外は
スタイルの設定ができません。
基本的にスタイルの設定はパソコンで行って、
端末に持ってくるしかないようです。
スタイルファイルについては、まだ試していません。

3.属性テーブルが見づらい
 属性テーブルの行の高さが低すぎて、
文字が全然見えません。
属性テーブルの文字の大きさは変更できないみたいです。

4.レイヤの順番が簡単に動いてしまう
 レイヤの順番が簡単に動いてしまうので、
レイヤを選択した時にいつの間にか動いてしまいます。
ロングタップで順番入れ替え、
ダブルタップでメニュー表示にしてくれれば、
操作が楽です。

5.地図画面が狭い
7インチ程度のタブレットだと地図画面が狭いです。
地図画面の全画面表示ができたり、
レイヤウインドウが簡単に隠れるようになっていれば
いいと思います。

6.GPS機能がイマイチ
GPSで現在位置はわかるのですが、
簡単にポイントを記録する機能がありません。
トラックは記録できますが、
記録したnmeaファイルは開けないようです。
カーソルの大きさや色を変更しても、
一度切断すると、元に戻っています。
また、トラック記録中に切断すると、
たまに落ちます。

7.レイヤウインドウなどを動かすと元に戻せない
昨日の記事の修正でも書きましたが、
レイヤウインドウなどを動かすと、元に戻せません。
アプリの再インストールが必要です。

8.リストのスクロールがしづらい。
コンボボックスなどのリストを選択するとき、
リストのスクロールがしづらいです。
たまにスクロールバーが画面の外にあって、
どうしょうもない時があります。

9.計算式等の入力欄が狭い
スタイルの設定などで計算式を使うとき、
計算式の入力欄が一行分の高さしか無くて、
すごく入力しづらいです。
フィールド計算機は7インチの画面に収まっていません。

10.シェープファイルの日本語フィールド名は文字化けする
シェープファイルの場合、日本語のフィールド名が文字化けします。
Spatialiteだと大丈夫なので、
Spatialiteでベクタレイヤを作成する必要があります。


まあ、いろいろ不満はありますが、
現状でGISデータを一番見やすく、高速で表示できるのはQGISです。
操作方法や画面構成がパソコンと同じなので、
Android端末では少し操作がしづらいので、
Android用に最適化された操作画面になればいいと思います。

どなたか開発の方々に伝えていただければ嬉しいです。
(私は英語ができないので伝えられません 泣)

レイヤの編集などはまだ試していないので、
今度試してみようと思います。
posted by kouichi at 23:50| Comment(0) | Android | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年08月07日

Android版QGIS2.0がかなり使える様になってる

Android版のQGIS2.0が現在公開されています。
こちらからダウンロードできます。

使ってみると、以前のバージョンと違い結構使えたので、
インストール方法など紹介します。
Screenshot_2014-08-07-23-05-47.png
(Android版QGISの画面)

リンクをクリックしてダウンロードされるのは、
「QGIS Installer」というQGISをインストールするためのアプリです。
「QGIS Installer」を起動すると、いくつかのボタンが出てきます。
Screenshot_2014-08-07-22-38-43[1].png
一番上のボタンは「推奨」となっていますが、私の環境ではエラーでインストール出来ませんでした。
上から2番めのボタンでインストール出来ました。
2番めのボタンは開発版のようなもので、毎日更新されているようです。
とりあえず最新版ということでしょうか。

途中「Ministro」というアプリをダウンロードしたり、
QT関係のファイルをダウンロードしたりします。
なので、ネットワークに接続している必要があります。

Androidoでも、インストール出来ないものもあるようです。
Android4.0.3の中華パットにはインストール出来ませんでした。

installerでダウンロードできない方は、
ここから一番下の新しいapkファイル
(qgis-nightly-日付-armeabi-v7a.apk)
をダウンロードしてインストールしてみてください。

インストールが完了し、起動すると、このような画面になります。
Screenshot_2014-08-07-22-51-22.png

=日本語表示に変更=
初回起動時は、メニューなど英語で表示されます。
日本語表示にしましょう。
<Setteings>→<Options>→<Locale>で日本語に設定します。
Screenshot_2014-08-07-22-52-55.png
かなりリストが選びづらいので、頑張って日本語を選びます。
一度終了(<Project>→<Exit QGIS>)し、再起動すると、日本語になっています。


=システムの文字の大きさ=
 システムの文字の大きさは<設定>→<オプション>→<一般情報>の、
「フォント」で選択できます。


=シェープファイルの日本語のフィールド名は文字化けする=
 シェープファイルでフィールド名が日本語の場合にはフィールド名が文字化けします。
そのため、ベクタデータはSpatialiteレイヤのほうがいいです。
Spatialiteだと文字化けしません。
シェープファイルからSpatialiteに変換する方法は、
この記事に記載してあります。
記事では、WGS84に変換するようになっていますが、
平面直角座標系のままでも構いません。


=タップして地物を認識する範囲の設定=
 ポイントデータ等の地物情報をタップして見ようとすると、
タップして地物を認識する範囲がかなりシビアで、
なかなか地物を選択することができません。
タップした時、地物を認識する範囲を広くしておくといいです。
<設定>→<オプション>→<マップツールズ>で、
「地物検索・マップチップス表示のための検索半径」を
「2.00%」くらいにするといいです。


=レイヤウインドウやなどは移動しない=
 レイヤウインドウやブラウザ、GPSウインドウを、
間違って移動すると、元に戻せません。
Screenshot_2014-08-08-21-51-12.png
↑こんな感じにしちゃったら、もう動かせません。
しかも、アプリを再起動すると、消えてしまいます。
ビューメニューで表示すると、別画面で表示されますが、
非常に使いづらいです。
こうなると、アプリをアンインストールして、
再度インストールするしかありません。
レイヤウインドウなどは動かさないようにしましょう。


<<パソコンのQGISでプロジェクトを作ってAndroidにコピー>>
 パソコンのQGISでプロジェクトを作って、
データファイルとプロジェクトファイルを一つのフォルダに格納し、
Android端末にコピーすると、かなりの再現度で表示できます。

 ただし、WindowsのフォントがAndroidに無いため、
ラベル表示の時に、エラーが表示されます。
しかし、自動でフォントが置き換わるので、使用するのに特に問題はありません。

 ラベルのサイズは、タブレットの画面サイズにもよりますが、
7インチタブレットの場合には、パソコンより2〜3ポイント小さくしておくと
見栄えがいいかもしれません。
 あとで、タブレット側でも修正できます。

プロジェクトファイルの名前に日本語を使うと、
文字化けします。注意してください。
フォルダ名も日本語は文字化けします。


<<GPSを使って現在位置を把握>>
 GPSのついたタブレットの場合、Android版QGISで現在位置を把握することもできます。
「レイヤ」ウインドウの右に「GPS」タブがあります。
(GPSタブがない場合には、<ビュー>→<パネル>→「GPS情報」にチェックをつけてください。)
Screenshot_2014-08-07-23-21-22.png
端末のGPSをオンにして、[接続]ボタンでGPS有効にできます。
GPSが測位されると、画面に位置マークが表示されます。


<<感想など>>
 細かいところには結構バグやエラーが有るようですが、
パソコンからのプロジェクトの再現率も高いですし、
なにより、いろんな情報がひとつの画面で、しかも現地で表示できるのは、
すばらしいです。
測地系も平面直角座標系のまま使えるのはいいです。

>>今現在不満なところ 
・属性テーブルの行の高さが低くて全然データが見れない
・シェープファイルのフィールド名の文字化け
・ボタンやドロップボックスが小さすぎて押しづらい
・リストが選択しづらい
・拡大鏡がほしい
  ↑androidの設定→ユーザー補助→拡大操作で代用できそう
・インストール出来ない端末がある
・レイヤウインドウなどは引き出し式がいい(常時表示だと地図画面がせまい)


細かい不満はありますが、インストールできればかなり使えます。








posted by kouichi at 23:03| Comment(0) | Android | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする