2012年06月13日

QGISのOpenlayersプラグイン

注意!この記事はかなり古い情報です。現在のQGISとは操作方法が違いますので注意してください

同じ職場の方から、GoogleEarthに林小班を重ねたものを印刷できないかとの相談を受けた。

シェープファイルをGoogleEarthのKMLにするのは、「山仕事」ブログさんで紹介している「Shape2KML」を使えば出来るのだが、いかんせんGoogleEarthでの印刷は、縮尺も指定できないし、画像も荒くなってしまう。

QGISのOpenlayersプラグインで以前印刷したときは、こちらも写真が荒くなってしまって印刷された。

Googleが高画質を印刷できないように、なにか仕掛けているのかなと思っていたが。


今回の相談もあって、久しぶりにQGISの「Pythonプラグインを呼び出す」でプラグインの更新を確認してみると、Openlayersプラグインが0.92にバージョンアップしていた。(0.90をQGISの1.7.4で使用するとエラーが出ていたような気がする)

早速ダウンロードして、印刷を試してみた。

職場のパソコンは非常に非力で、印刷時にエラーになる時があったが、プリントコンポーザーでPDFに出力すると画面の見た目通り綺麗に印刷できた。

この時、「一般情報」→「紙と品質」の「ラスタとして印刷」にチェックを付けて、品質を300dpiくらいにしておくと、比較的綺麗に印刷できる。


ここまで綺麗に印刷できると、Googleの空中写真の使用許諾範囲が気になった。(使用許諾についてはこちら

調べてみると、書き方は曖昧な感じがするが、個人利用はOK。

では、仕事で工事の位置図や森林の位置図として、市町村役場や請負業者に印刷物を渡すのはどうなのか?

私の解釈としては次のとおり。(間違っていれば、コメント欄で指摘してください。)

◎空中写真のみではダメ。

◎マップと合成されたハイブリッドの写真で、Googleのロゴや写真の「権利帰属表示」がされていればOKだと思われる。

◎GISなどで表示できるラスタデータとしての提供はダメ。

こんなところでしょうか。

まあ、印刷物であれば、使用しても良いと思われます。
posted by kouichi at 23:39| Comment(0) | QGIS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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