注意!この記事はかなり古い情報です。
カシミール3Dでネットに接続していれば使える「電子国土」の地図ですが、
なんとかGISで簡単に使えないかと、いろいろ考えて、
次の方法を考えました。
手順としては、
カシミール3DのマップカッターでKMZファイルを作る
↓
KMZファイルを解凍し、中からJpegファイルと、KMLファイルを取り出す
↓
エクセルで自作したワールドファイルの座標を計算するファイルでワールドファイルを作る
↓
Jpegと同じファイル名の拡張子Jgwのファイルをテキストファイルで作りJpegと同じフォルダに入れる
↓
JpegをGISで表示する
こんな感じです。
ワールドファイルとは、JpegやビットマップをGISで表示するための、
座標が記録されたファイルのことです。
まずは、カシミール3Dで範囲を指定し、マップカッターを起動します。
保存するフォルダを選択して、
保存形式を「GARMIN/Google KMZ形式」を選択します。
分割数は、縦1枚、横1枚にします。
「OK」ボタンで地図が出力されます。
作成されたKMZファイルは、ZIPファイルと同じ形式なので、解凍ソフトで解凍できます。
解凍後は、次のExcelファイルに書かれた手順でワールドファイルを作成してください。
QGISで使用する場合には、オンザフライCRS変換を有効にしておくと、違う座標参照系でも綺麗につながります。
Jpegをジオレファレンサーで位置合わせしてもいいのですが、たくさんあると大変なので、
楽する方法を考えました。